新タイプの商標から「香り」、「味」などは除外
1月14日、産業構造審議会知的財産政策部会商標制度小委員会の「新しいタイプの商標に関する検討ワーキンググループ」の配布資料(1月9日会合)が特許庁のサイトに掲載されました。同ワーキンググループの報告書(案)が公表され、商標法の保護対象に追加するか否か検討されている商標のタイプが明らかになりました。
まず、国際的に保護されている新しいタイプの商標として、「動き」「ホログラム」「輪郭のない色彩」「位置」「音」「香り・におい」「触感」「味」「トレードドレス(商品の形状、包装、ラベル、場合によっては店舗の外装やインテリアのまとまりなど)」が報告書(案)において検討対象としてあげられています。
そして、基本的な考え方として、「需要者等が商標の構成及び態様の明確かつ正確な特定ができること」「特許庁における商標の保存、公開等が確実になされること」を必要としており、この観点から、香り・におい、触感、味、トレードドレスについては、権利範囲の明確な特定が困難として、「商標法の保護対象に追加するのは困難である」としています。
その上で、「動き」「ホログラム」「輪郭のない色彩」「位置」「音」のそれぞれについて、願書の記載や特定法について検討を行っています。
近日中に、1月9日の会合の議論を踏まえて、報告書(案)が修正のうえ公表され、パブリックコメントの募集が行われて、最終報告書がまとめられる見込みです。